パイオニア プラズマ 撤退 シャープ ソニー 松下電器産業
液晶 KURO 日立 ソニーエリクソン 三菱電機 予備放電 構造
パイオニア株式会社は7日、プラズマディスプレイパネルの自社生産から撤退する方針を発表。次期新製品に搭載するパネルを持って生産を終了し、外部調達に切り替える。調達先は松下電器。
一方、2008年秋からシャープからの供給を受け、液晶テレビ事業に参入する。
個人的には、画質を一番評価
が撤退すると聞いて、結構ショック
しかし、パイオニアのプラズマ事業の採算性や市場シェアから見たとき
いつかは来るかもしれないとも思っていた
パイオニアのプラズマ
経緯
パイオニアは民生用のプラズマテレビを
日本で(おそらく世界で)最初
まさに時代のパイオニアで、その技術は高いものがある。
昨年には高画質シリーズ「KURO」を発売し、
市場・専門家からの評価も高く
高級機ゾーンに特化
敗因
ただ、いかんせん他の家電メーカーと比べると
会社
後から参入してきた松下電器に
設備投資・テレビCM・電気屋での陳列スペース
といった多くの面で遅れをとってしまった。
技術を生かし、高画質市場に特化しようとしたが
知名度をあげきれずシェアは衰退
結果として、
大量生産によるコストダウンを繰り返す大手企業にせり負け、
撤退となった。
画質ではパイオニアが上だと個人的に思う。
画質・特徴
パイオニアのプラズマの特徴はなんと言ってもその高画質
特に「黒」の再現性は
常にその時代のトップを走っていた。
本来、液晶もプラズマも「真っ黒」や「漆黒」を表現することは難しい
それは
その光を液晶分子がブラインドのような動きをして
通したりさえぎったりする、
というものであるので、通さないつもりでも窓にかけたブラインドの
用に光が漏れてくる
そのため黒の表現性は液晶よりも格段に高い。
しかしプラズマは、画素に通電させ光らすのだがその反応を良くするために
「予備放電」という形で
画素に常に種火
これがあることで電気信号がきたら直ぐ発行できるのだが、
その反面、真っ黒ではなくなる。
で話は戻ってパイオニア。
パイオニアは
この種火「予備放電」をほぼゼロにする技術を開発
「KURO」に搭載している。
また、「新・ダイレクトフィルターカラー」により
蛍光灯や太陽光の映り込みも解消している。
この映りこみ対策は昨年のモデルから
松下の「VIERA」も始めたが、その完成度は高いとは言えず
「プラズマらしい色再現性が失われた」
という声も聞かれる
今後
パイオニアはプラズマ生産から撤退する。
しかし、松下電器からプラズマパネルの供給を受け
パイオニアブランドでの発売は継続する。
また、資本提携しているシャープからは液晶パネルを買い、
パイオニアブランドから液晶テレビも発売する。
今後は
といった展開を行う。
個人的には
パイオニアが個人的にはあまり高い評価をしていない松下のパネルを
使うことにかなりショックを受けたが、
パイオニアの技術の高度さは松下も認めているところで、
パイオニアは松下に対し高画質技術を公開し共同開発をする予定だ。
2009年には共同開発モデルが発売される見通し。
ちょっと長くなったので、今日はここまで。
次回はパイオニアの敗因の詳細と、
最近相次ぐ日本電機大手の撤退騒動について、書けたら書く。



